子LABの『 支 援 の 形 』

 組織的な特徴として、総合支援(児童発達支援センターの主/補助機能のうち多くの同じ機能を持つ)を行っているところです。そして特定相談支援も開始し、成人後も含めた継続支援が可能となっている点です。

 また機動力の高い、保育所等訪問支援と相談支援の二つを持ち、多くの支援者を繋ぎ、多職種連携・多事業連携を容易にする機能もあります。

 下記の組織図では各支援部門とそのサービスの関係性を視覚的に整理しています。

『保育所等訪問支援』・『相談支援事業』は医療・幼保園/学校、その他ほとんどの機関へと訪問し連携することが可能です。

 そして私たちは、障がい児支援を中心にこどもの支援から展開し、専門職による支援に加え、保護者の支援も行っています。その支援にはエビデンスや基盤となる考え方がしっかりしているものを取り入れています。

 また発達段階や生活環境に応じた多様な支援を行うため、就学期や就労移行期などに必要な情報や連携強化も行い支援力を蓄積しています。

子LABの『 特 徴 』

総合支援事業所
  1. 児童発達支援・放課後等デイサービス
     0~18歳まで超早期から就学移行期までの支援をしています。
  2. 保育所等訪問支援
     幼稚園・保育園・認定こども園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・放課後児童クラブへ訪問し、連携支援を行っています。
     厚労省の報告によると、他の事業所は幼稚園・保育園・認定こども園への訪問が多い中、特に総訪問数の60%以上が学校訪問という特徴があり、学校との連携が強みです。
  3. 障がい児相談支援
     ケアマネ的存在の相談支援機能があります。支援計画から支援モニタリング、医療・教育・福祉・心理など多職種との連携機能を保育所等訪問支援と共に担います。
  4. センター的機能
     児童発達支援センターに必要な主要3部門(児童発達支援・保育所等訪問支援・障がい児相談支援)に加え、補助機能である保護者支援『ペアレント・プログラム』(津市後援事業)を行っています。
事業所内
多職種連携
  1. 医療専門職
     理学療法士などリハビリテーション専門職が在籍しており、発達性協調運動症(DCD)などへの支援を行っています。看護師も在籍し、医療的ケア児など医療的知識・技能が必要なこどもの支援も行っています。(2025.05.28 現在)
  2. 教育専門職
     教諭免許や特別支援教育士(S.E.N.S.)資格保持者が在籍しており、学習障害(LD)などへの支援を行っています。
  3. 福祉専門職
     保育士経験者や医療・教育・心理等の専門資格保持者が保育士を取得するなど、複数専門職の育成を行っています。そのためこどもの遊びを深く検討して支援しています。
  4. 心理専門職
     特別支援教育士(S.E.N.S.)育成を事業所として行っており、複数名が在籍しています。観察だけではなく、心理検査・視覚検査なども含めて、支援を形成しています。
事業所外
多職種連携
  1. TASPの活用
     TASP(保育・指導要録のための発達評価シート)を活用し、幼稚園・保育園・認定こども園から小学校への情報伝達をサポートしています。
  2. 訪問機能の活用
     保育所等訪問支援と障がい児相談支援による訪問機能により、こどもが関わるほとんどの場所と連携が可能です。実際に園・学校だけではなく、病院や支援施設、訪問看護など多くのところと協働しています。
  3. 就労支援との連携
     就労支援施設へのアンケートや訪問活動により、支援内容だけではなく、支援者とのネットワーク形成を行っています。
     実際の現場を見学することで求められるスキルや小さなポイントなど、就労に向けた細かい視点を持っています。

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