子LABの『 支援プログラム 』の公表

 子LABは特定非営利活動法人として児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援・障害児相談支援事業を行っています。

 令和6年度より、支援5領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)における支援プログラムの公表が義務付けられました。それに対応するため、以下の支援プログラム等を公表いたします。

子LAB支援模式図。子LAB内での多職種連携、他施設との多職種連携、そして全年齢・全場面への支援について。

0~18才まで全年齢の支援

生後早期に診断される難病や医療的ケア児も含めて0歳からの支援を行ってきました。

そして幼齢期からの運動発達支援、就学期での幼保園からの移行や就学の支援、就労移行期の求められるスキルの支援などを個別に専門職が支援しています。

学習~運動~余暇~就業までの全場面の支援

本人が自分でできる(自分で使える)スキルを大切にしています。そしてスキルを使ってできることを増やし、生活を豊かにするよう努めています。

加えて、将来、スキルが活用できるよう、何が必要なのか就労の現場への訪問活動も行ってきています。

施設内スタッフによる多職種連携

子LABでは医療・教育・福祉・心理などの専門職が在籍、連携しています。

他施設専門職との連携

保育所等訪問支援や相談支援との連携を中心に他施設との連携を常に行っています。

支援全体を表す図



子LABの『7』
~方針・特徴
  1. 子どものトータル支援
     開設当初より『 トータル支援 』を掲げて支援してきました。子どもを「特定の支援法」当てはめることなく、子どもの個性・特性に応じて柔軟にプログラムを作成します。そのため標準化された心理検査『 Vineland-2 』での聞き取りも行っています。
  2. 根拠のある支援
     子LABは特定の支援法(●●療法・●●アプローチなど)に依存せず、エビデンスや根拠のある支援法を、生活に必要なスキルに必要に応じて、使いこなす支援を目指します。
  3. 全生活ステージの支援(縦軸)
     すべての子どもの発達段階、年齢において支援を行える体制を採っています。0~18歳まで、通所・相談・訪問支援など多岐にわたる支援部門と実績があります。
  4. 多職種支援と連携(横軸)
     『今』、必要な支援を子LABの多職種専門職が支援し、また外部の専門職が連携する体制を採っています。そのため幼保園・学校・特別支援学校・放課後児童クラブ・病院など、様々なところと連携、訪問などを行っています。
  5. 3つの飛び道具
     『保育所等訪問支援』は子どもの生活場所のほとんどに訪問して、支援に活かすことができ、他事業所との連携も行います。

     『相談支援』は子どもの支援コーディネートを行い、医療・教育・福祉・心理などの多職種連携の迅速な繋ぎ役となります。

     『ペアレント・プログラム』は保護者の視点を変え、支援者と保護者を繋ぎ、保護者の心かろやかな子育てを支援します。
  6. 職員の育成
     子LABには多職種の専門職が在籍しています。加えて、他の専門性を獲得するための『資格支援』・『研修支援』を行っています。そのため医療・教育・福祉・心理などの専門職が2つ専門を持つように実践し、『Double Major』を奨励しています。
  7. 子LABのチャレンジ
    法人理念にある通り、子LABは旧き良きこところを活用し、常に新しく、チャレンジを続けています
領域別
支援プログラム
  1. 健康・生活
     年齢や生活ステージにより、何が必要か、就園・就学・学習・身辺自立・生活スキル・就労など、多種にわたるスキルを心理・行動・運動・認知的な側面など、多様な視点から支援を行います。
  2. 運動・感覚
     医療・リハビリテーションの身体・運動のスペシャリストを中心として、保育士などが連携して支援にあたります。現在は複数のエビデンスのある支援が存在し、それらを活用できるよう情報収集や研修参加も推奨しています。
  3. 認知・行動
     心理学的アプローチや行動分析的アプローチなども取り入れながら、医療職や教育職、福祉職が特別支援教育士という心理・教育の基礎資格を取得する等、多くの専門的知見を取り入れながら支援を行います。特別支援教育士以外にも心理専門職の育成を行っています。
  4. 言語・コミュニケーション
     この領域を言語的に話すことと捉えると、多くの必要な支援が行えなくなります。言語・非言語問わず、そしてジェスチャーの理解など認知的な部分も含め、子どもの遊びから観察、支援介入するエビデンスのあるアプローチを行っています。
  5. 人間関係・社会性
     子どもがそれぞれぞ持つ社会に必要な人間関係、社会性を支援します。一般社会的な常識だけで支援が行えるわけではありませんので、求められる意思表示や生活様式などを支援していきます。
その他
  1. 近隣への送迎
     子LAB近隣への送迎を実施。可能な限り、保護者さんとの顔を合わせる機会のためにも、保護者さんによる送迎もお願いしています。
  2. 家族支援
     津市後援事業でもある「ペアレント・プログラム」を年2回程度実施しています。ペアレント・プログラムは厚生労働省が推奨しているエビデンスのある支援です。

     また利用者さんには定期・不定期での面談で協働関係を作るようにしています。加えて、テーマ別に茶話会(不定期に研修会も実施)を親LABとして実施しています。
  3. 行事
     プログラムに子どもを当てはめないのが子LABの強みです。そのため年間行事のような予定はありません。子どもの支援に合った行事があれば、都度、実施しています。
  4. 地域連携
     子LABの持つ「保育所等訪問支援」・「相談支援」が幼稚園・保育園・認定こども園、特別支援学校等を含む小中高等学校、放課後児童クラブと連携を強化してくれます。

     また相談支援事業では病院や訪問看護・訪問リハビリテーション、その他、多くの機能と連携しています。加えて、地域の同業者を中心とした「子どものことを考える会」も運営協力しており、地域の支援者と連携しています。
  5. 移行支援
     「保育所等訪問支援」・「相談支援」により、就学期、就労期を含めた生活ステージの過渡期の繋ぎの役割を果たしています。また児童発達支援や放課後等デイサービスなどの情報に加えて、実際に通われている幼保園へのアンケートによる心理検査「TASP」の活用と小学校への情報伝達も希望者には実施しています。
  6. 職員の質の向上
     法人の職員のスキルアップのための支援プログラムがあります。

     外部の研修会や資格取得の費用等、多くの支援を行い、実際に特別支援教育士を複数名育成したりしています。その他にも多くの専門職の育成や専門性の向上のため、積極的に研修の実施、参加を行っています。

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