三重県津市の療育・福祉・教育・健康・スポーツなどに関する特定非営利活動法人

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2021.04 START
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子ども・障がい児者を取り巻く環境、地域の健康の向上に貢献するためのNPO法人
 
                 
HA-HA-HAの子LAB

子LABの考え
『 乳児期〜幼児期の
コミュニケーション能力 』
 コミュニケーションは言語・非言語・語用と言われる、文脈や状況に合ったコミュニケーションの選択など多くの要素が関係します。

   そしてコミュニケーションを「要求・共有・遊び」で観察・支援することが、最新の知見で提唱JASPER Approach : UCLAされています。

   それらをベースに自己認識(メタ認知)や相手の気持ちの汲み取り(心の理論)の発達がステップアップします。そして1人遊び、2〜3人の遊び、集団遊びなどの環境への適応が進んでいきます。
   言語発達についても無関係ではありません。子どもは保護者などを主な参照先として観察し、言語や非言語のコミュニケーションを獲得し、さらには文字認識などの基礎部分が発達していきます。

 

 子LABについて

HA-HA-HAの画像 NPO法人HA−HA−HA事務所内
児童発達支援 子LAB      [事業所番号:2450500588]

[営業時間]
平日 08:30〜17:00  土曜 08:30〜15:00  
定休 日曜・祝日

[利用対象年齢]
0歳〜18歳
[利用対象]

 自閉スペクトラム症(ASD) 注意欠如多動症(ADHD) 発達障害
 学習障害(LD) 発達性運動協調障害(DCD) ダウン症
 神経難病 肢体不自由 重症心身障害
 脳性麻痺 医療的ケア 肥満対応
...など小児の支援全般に利用可能
[子LABの特徴(支援内容)]
   根拠のある支援を行います。そのために●●療法や○○メソッドなどの中に多くみられる、聞こえの良い文言は必要性を感じた場合以外には取り入れないようにしています。しかし医療や福祉は根拠は後追いの世界でもあります。そのため主要な支援となりうる、もしくは理論に破綻がなく、汎用性が高い、主要な支援の中で活用できるものである必要があれば柔軟に取り入れています。
『 乳幼児期のコミュニケーション支援 』   子LABの考え
  コミュニケーションは言語・非言語・語用と言われる、文脈や状況に合ったコミュニケーションの選択など多くの要素が関係します。子LABでは少なくとも「言語・非言語・語用」については意識した支援を行います。

   特に下記2つの支援方法については外部研修参加/社内研修や論文収集など積極的に情報収集しています。
JASPER Approach : UCLA
    Joint Attention
  1. JA:共同注意
  2. Symbolic Play
  3. SP:象徴遊び
  4. Engagement
  5. E:関わり合い
  6. Regulation
  7. R:感情調整
  1.    JASPER(ジャスパー)は左表の頭文字から成り、米国カリフォルニア州立大学(University of California Los Angels : UCLA)の Connie Kasari 教授らが自閉スペクトラム症の子どもへの介入法として開発しました。JASPERは自然な発達的行動介入と言われ、子どもにとって自然な活動の中で支援を行います。そのため支援は遊びの中で行われ、JA/SP/E/Rに焦点化し、コミュニケーション能力の向上を目指します。対象は1歳台から小学生くらいとされていますが、子LABでは小学校低学年程度までをベースに取り入れているところです。
   この支援法を取り入れ、遊びを通して他者と物事を共有する力に働きかけ,また他者と関わりやすく、維持できる環境設定下での支援を行い、目標とする行動を促し、他者へ自発的な関わりとなるよう相互的な関わりの支援を行います。そして遊びのスキルも向上させ、苦手となりやすい象徴遊びを育てていく支援です。
(浜田恵.第65回日本小児保健協会学術集会シンポジウム1より抜粋[一部改変])

日本INREAL研究会
    Inter   Reactive   Learning and Communication
  1. 子どもの発達レベルに合わせる
  2. 会話や遊びの主導権を子どもに持たせる
  3. 相手が始められるよう待ち時間を取る
  4. 子どものリズムに合わせる
  5. ターン・テーキング(やりとり)を行う
  6. 会話や遊びを共有し、コミュニケーションを楽しむ
   1974年米国コロラド大学のWeiss Rita氏が開発したコミュニケーション支援方法。社会的対人場面の伝達活動を中心とした語用論(言語表現とそれを用いる使用者や文脈との関係にに関わる意味解釈)的アプローチ。INREALは言葉が発話者の意図や聞き手の解釈、文脈、文化的背景等に影響を受けることを前提とした関わり方を行う支援方法。この語用論的立場で自由な遊びや会話場面という自然な文脈を通じ、大人と子どもが相互に反応し合うこと、言語や非言語コミュニケーション能力の向上を目指すアプローチです。
(中美子.社会問題研究・第67巻2018年2月より抜粋[一部改変])

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『 就学に向けた支援 』

         〜読み書き・視覚認知・数字・手の巧緻性・協調的な運動      子LABの考え
・[読み書き]
   年中〜年少の頃には音韻認識という音の聴こえと文字の認識、文字の認識と音への変換などの力が発達し、それらの苦手も感じられるようになってきます。これらは脳使用回路の違いによっておこる特徴(認知特性)だとされています。そのため苦手の程度によりトレーニングや代替的要素を程度の調整しながら、本人が嫌いにならない配慮を行いながら、経験をさせてあげる専門支援が必要です。
   また幼少期には視覚や聴覚といった感覚について、見落とさないよう観察する必要があります。
・[数字]
   文字の要素と数的な感覚について分けて考える必要があります。
   「読み書き」と繋がる部分(数詞)も多くありますが、数的な感覚は@・A・・・Iの順序の要素(序数性)や量的に多い少ないを表す要素(奇数性)など、遊びや活動の中での発言や行動に見て取るなど、専門的に行動観察することが必要です。そのため数字を書き取ることを多く行うことがよく見られますが、読み書きができるようになったけど、嫌いになり、活動を遠ざける様子が先行してしまう例が多くみられます。
・[手の巧緻性]
   文字の要素と数的な感覚について分けて考える必要があります。
   「読み書き」と繋がる部分(数詞)も多くありますが、数的な感覚は@・A・・・Iといった順序の要素(序数性)や量的に多い少ないを表す要素(奇数性)など、遊びの中での発言や行動に見て取るなど専門的に行動観察することが必要です。そのため数字を書き取ることを多く行うことがよく見られますが、読み書きができるようになったけど、嫌いになってしまうことが先行してしまう例が多くみられます。

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