Inter Reactive Learning and Communication
- 子どもの発達レベルに合わせる
- 会話や遊びの主導権を子どもに持たせる
- 相手が始められるよう待ち時間を取る
- 子どものリズムに合わせる
- ターン・テーキング(やりとり)を行う
- 会話や遊びを共有し、コミュニケーションを楽しむ
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1974年米国コロラド大学のWeiss Rita氏が開発したコミュニケーション支援方法。社会的対人場面の伝達活動を中心とした語用論(言語表現とそれを用いる使用者や文脈との関係にに関わる意味解釈)的アプローチ。INREALは言葉が発話者の意図や聞き手の解釈、文脈、文化的背景等に影響を受けることを前提とした関わり方を行う支援方法。この語用論的立場で自由な遊びや会話場面という自然な文脈を通じ、大人と子どもが相互に反応し合うこと、言語や非言語コミュニケーション能力の向上を目指すアプローチです。 |
(中美子.社会問題研究・第67巻2018年2月[一部改変])
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『 就学に向けた支援 』 〜読み書き・視覚認知・数字・手の巧緻性・協調的な運動
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・[読み書き]
年中〜年少の頃には音韻認識という音の聴こえと文字の認識、文字の認識と音への変換などの力が発達し、それらの苦手も感じられるようになってきます。これらは脳使用回路の違いによっておこる特徴(認知特性)だとされています。そのため苦手の程度によりトレーニングや代替的要素を程度の調整しながら、本人が嫌いにならない配慮を行いながら、経験をさせてあげる専門支援が必要です。
また幼少期には視覚や聴覚といった感覚について、見落とさないよう観察する必要があります。
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・[数字]
文字の要素と数的な感覚について分けて考える必要があります。
「読み書き」と繋がる部分(数詞)も多くありますが、数的な感覚は@・A・・・Iといった順序の要素(序数性)や量的に多い少ないを表す要素(奇数性)などを、遊びや活動の中での発言や行動に見て取るなど、専門的に行動観察することが必要です。そのため数字を書き取ることを多く行うことがよく見られますが、読み書きができるようになったけど、嫌いになってしまうことが先行してしまう例が多くみられます。
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・[手の巧緻性]
文字の要素と数的な感覚について分けて考える必要があります。
「読み書き」と繋がる部分(数詞)も多くありますが、数的な感覚は@・A・・・Iといった順序の要素(序数性)や量的に多い少ないを表す要素(奇数性)などを遊びの中での発言や行動に見て取るなど専門的に行動観察することが必要です。そのため数字を書き取ることを多く行うことがよく見られますが、読み書きができるようになったけど、嫌いになってしまうことが先行してしまう例が多くみられます。
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